★究極の目標★舞台では表現しきれない、リーディングでしか表現出来ないことを作る。そして追及し続ける。 ~リーディングシアターとはなんぞや~

※ここに書いてあることはあくまで個人的意見です。ご了承下さい。

こんにちはレイドバックのバシケンです。

私がレイドバックを作った動機は、最初に書いた以下の記事のように声優として活動している方達の発表の場を作りたいなという思いからです。

laid back発足のご挨拶

あれから早いもので2回、公演をプロデュースさせて頂きました。

私の中で色々と心境に変化も出てきましたし、どのように自分自身プロデュース業を行っていきたいか、明確になってきました。

その一つが表題の『舞台では表現しきれない、リーディングでしか表現出来ないことを作る。追及し続ける。』ということです。

次回も、team.roughstyleの6月公演をプロデュースさせて頂きます。

6月公演から、朗読劇じゃなく「リーディングシアター」という言葉を使わせて頂いております。

はて、リーディングシアターとはなんぞやと思いますよね。

ご説明させて頂きます。

舞台の表現とアフレコの技術を掛け合わせた、声優が舞台をやる時の新しい表現方法の一つとして「リーディングシアター」という言葉を提示しています。

簡単に言うと、舞台と朗読劇の中間ですね。

台本を持った舞台、とも言えますし。

舞台のようで朗読劇。

朗読劇のようで舞台…どちらにも当てはまらない感じです。

去年10月の月想、今年2月の狗傳 改め(くでんあらため)も、リーディングシアターなんですよ。実は。

けれども宣伝するときはお客様に分かりやすく伝える為に「朗読劇」と言っていたのですが。

朗読って一般的に座って淡々と話すイメージで眠くなるから苦手…という人が少なからずいらっしゃいます。

実際私も苦手です。

お客様の声で、朗読と聞いていて苦手なんだけど誘われたし付き合いで「狗傳 改め」見に来てみたら、全然イメージと違って出捌けがあったり動きがあって面白かった!という意見が多くありました。

ですので、今回から「朗読」という言葉を使うのはやめました。

そもそも、team.roughstyleがやっていることは「朗読」ではないですし。

ちなみに2月公演「狗傳 改め」ですが、「すごく面白かったけど、新選組のお話なんだし舞台でやればいいんじゃないの?」という意見はわりと多く頂きました。

しかし、私は「狗傳 改め」を舞台でやってもあんまり面白くないと思っています。

1つは話が鉄板すぎること。
1つは冒頭とクライマックス以外ではあまり動きがなく、会話劇中心であること。

だから、狗傳はリーディングシアターだからこそ面白い…と思っております。

あくまで個人的意見ですよ。

でも的外れな意見ではないと思います。

実際、「狗傳 改め」を観劇して是非次回公演に出たい!となり実際に次回6月公演に出演される方が今回かなり多いからです。

正直「狗傳 改め」は色々な課題が多く見つかり個人的には納得いっていない公演なのですが、それでも本気で創ったものに対して良い反応があるのはうれしいです。

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さて、『舞台では表現しきれない、リーディングでしか表現出来ないことを作る。追及し続ける。』

これについてそろそろ語っていきましょう。

いわゆる台本を持って舞台上に立つ、という表現をしている団体は10年前はあまりなかったんですが、最近はチラホラ見かけます。

ですが、演出という観点からは、この「台本を持っている」ということが制約になり、なかなか演出を付けるのが難しい…というのがあるようです。

一般的な意見として、全て台詞を頭に入れて自由に舞台上を動き回る舞台の方が、朗読やリーディングより面白い、上だ、と考えている人の方が多いのかなと感じています。

しかし。

声主体の表現だからこそ映える独自の表現が作れれば、これはすごいことなんじゃないかなと思っております。

言葉に出すのは簡単ですが、実際に「リーディングでしか表現出来ないことを作る」というのは非常に難しいです。

台本を持って舞台上で表現するという演出手法自体が、ここ最近ポツポツ出てきたことですから。

予算が天井知らずなら舞台上のモニターに絵を出したりとか色々出来ますよ?
でもそれはセットが豪華なだけで声の表現が素晴らしいことではないですし、どちらかというとリーディングシアターではなくアフレコだと思います。

つまりはまだまだ未知な領域です。

しかし、だからこそ伸びしろがあるとも言えるでしょう。

だから舞台をプロデュースすること以上に、リーディング団体をプロデュースすることに私は可能性とやり甲斐を感じるんです。

次回6月公演も、色々と新しいことしていきます。

公演内容も色々な意味ですんごい刺激的です。

そして近い将来『リーディングでしか表現出来ないこと』が舞台上で実現する日が来るでしょう。

でも、実現したとしても、それで終わりじゃないです。

仮にこの『リーディングでしか表現出来ないこと』が作れた、としましょう。

おおすごい、こんな表現方法初めて見た、新しい表現だ…その時はそうなります。

そしてその新しいは長く続きません。

模倣する他団体が必ず出てきます。

別に声優業界に限らず、どんな業界、仕事でもそうですよね。

例えばコンビニ。

コンビニが登場した頃、あるのはほぼセブンイレブンだけでした。

コンビニが出てきたころ、24時間営業して人なんて来るの?

ヤンキーのたまり場になるんじゃないの?

なんていう、今じゃ考えられないような文句が多かったそうです。

新しいことをすると批判はつきものです。

でもコンビニの便利さに大衆が気付き普及してメジャーになってくると、大手各社がローソン、ファミリーマート、サンクス、ミニストップ…と真似してどんどん増えてきて今日どこにでもあるのが当たり前になったわけで。

そして今現在はコンビニ各社が色々な新しいサービスを打ち出して競走しているわけです。

だから、常に新しい表現方法を模索し追及し続けます。

演劇表現が完成するなんて事はないわけですから。

可能性はある意味無限にあります。

ああ、なんて素敵な仕事なんでしょう(笑)

そんなわけで、6月のリーディングシアター、

声劇集団laid-backプロデュース

team.roughstyle第8回公演

「匣~in the Secret」(匣→ハコです)

にこうご期待下さい!

公演詳細はこちら

team.roughstyle6月公演「匣~in the Secret」

2017年5月2日 ★究極の目標★舞台では表現しきれない、リーディングでしか表現出来ないことを作る。そして追及し続ける。 ~リーディングシアターとはなんぞや~ はコメントを受け付けていません。 公演情報